1994年医療福祉建築賞

杏林大学医学部附属病院救命救助センター

杏林大学医学部附属病院救命救助センター

所在地 東京都三鷹市新川6-20-2
病床数 30床
延床面積 7,198㎡
竣工年月 1993年3月
開設者 学校法人杏林学園
管理者 学校法人杏林学園
設計者 ㈱竹中工務店東京一級建築士事務所
施工者 ㈱竹中工務店東京本店
【選評】

 一次,二次,三次救急を対象とした大規模救命救急センターである.道路に面して一次・二次と三次の入口が動線的にも視覚的にも完全に分離され,このコンセプトは内部に入ってからも一貫している.一方,職員の動線は内部で巧みに結ばれており,きわめて機能的で働きやすい施設である.2階は30床のICU,6床のCCUで構成されている.中央に配置されたナースセンター等のスペースは全て大胆なトップライトで覆われており,非常に明るく,厳しい条件で作業する職員に素晴らしい画期的な環境を提供している.