病院事業者向け建築講座~施設整備をお考えの方に~
2025年6月2日(月)~2025年6月30日(月)
90分 | 地域医療構想を踏まえた病院建築 | 筧 淳夫 (工学院大学 建築学部 教授) |
2024年度の診療報酬改定、病院経営コストの上昇を受けて、急性期の医療施設はますます経営が難しい状況となってきました。しかも、今後の人口減少により医療需要が縮減してゆく中で、地域医療構想によりそれぞれの地域における介護を含めた医療提供体制は大きく変化する時代となりつつあります。 こうした中で、建設コストの高騰は、長期にわたって返済が迫られる施設整備に極めて大きな影響を与えつつあります。 本講義においては、医療を取り巻く環境の変化に基づく、施設整備費の考えた方、施設環境の質の評価、安全管理、マネジメントなど、いま求められる急性期病院の施設環境整備のポイントを解説します。 参考資料:2019年度課題研究『医療施設の整備プロセスの諸課題に関する研究』(頒価:4,400円) |
||
60分 | 新病院建設のトップマネジメントの役割 | 三石 知左子 (東京かつしか赤十字母子医療センター 院長) |
地域の母子医療の中核を担い、周産期医療に特化した施設として大きな役割を果たしてきた本病院の移転・新築にあたって、建築とどのように向き合ってこられたのか、苦労した点、配慮した点、建築上でのこだわりなど、トップマネジメント経験についてお話しいただきます。医療福祉建築賞2023受賞。 | ||
60分 | ホスピタルマネジメントと建築企画 | 岡本 和彦 (東洋大学 理工学部 建築学科 教授) |
病院の建て替え手法についてまとめ、今後予想されるコストコントロールの困難さや建物の長寿命化を見越したホスピタルマネジメントを考えます。 | ||
60分 | 増改築・リノベーションのために理解しておくべき法規 | 安川 智 (一般社団法人 日本医療福祉建築協会 法規委員長/梓設計 執行役員) |
未曽有の建設費高騰により病院建設事業の見直しが迫られる中、既存施設の有効活用は事業費縮減や建築ストックの長寿命化が期待できる。医療施設の建て替え・計画における建築関連法・医療法・診療報酬・補助金等について、新築・増改築・リノベーションの具体的な事例を挙げながら解説します。 | ||
60分 | 病院設計の読み方・病院図面の10のポイント | 調整中 (調整中) |
- |
建築CPD(継続能力/職能開発)情報提供制度認定プログラム(予定)
申込方法
- 下記オーダーフォームにご記入の上、お申し込みください。
- 折り返し受講費を記載した受付票をメールにて返信致します。(5営業日以内)
- 受付票が届き次第、受講費をご確認の上、指定口座にお振り込みください。
- 入金が確認され次第、参加に関するご案内(参加手順)をメールにてお送りします。
なお、領収書は別途郵送にてお申し込みのご住所宛にお送りします。
*敬称略、タイトル・講師は変更されることがあります。